『統合報告書2024』より・・・各業界を代表する サンゲツ・タチカワブラインド・ニトリ・YKK AP各社の 環境・社会課題解決への取り組み状況等

各業界を代表する、サンゲツ(カーテン壁装業界)、タチカワブラインド(ブラインド・スクリーン業界)、ニトリ(SPA・製造物流小売業)、YKK AP(サッシ業界)の「統合報告書2024」が発表になりました。各社の環境・社会課題解決への取組み状況とサステナビリティ方針等は次のようになっております。

カーテン・壁装業界、ブラインド・スクリーン業界、製造物流小売業界、サッシ業界を代表する、各社の「統合報告書2024」における環境、社会課題解決に向けての取組み状況、実績、目標等は次のようになっております。

人と環境にやさしい持続可能な社会への貢献と企業価値向上は中期事業計画における最重要課題であり、消費者との共創・協働による『つくる責任・つかう責任」の開発目標達成はサステナブル社会の要請であり、具体的成果の実現・積み上げが求められるところです。

  環境・社会課題     取組状況・実績・目標等
サンゲツ事業活動における環境負荷低減
ロングライフ商品の開発
見本帳リサイクル
・GHG排出量2025年度28%減(連結、2021年度比)
    2023年度実績14%減(2021年度比)
・見本帳リサイクル2025年度目標 
    営業回収分全量リサイクル30万冊
    2023年度実績リサイクル冊数11万9,064冊
タチカワ事業活動における環境負荷低減
・資源の有効活用、廃棄物の削減
環境に配慮した住空間の提供
・環境配慮型製品の開発
・生産、研究開発体制の構築
・GHG排出量30%削減(2021年度比)
・2023年度市場導入・環境配慮型製品実績
 フォレティア桐防炎スラット、ホームタコスHEMS
 アダプタ、調光ロールスクリーンルミエ等
・研究開発棟の着工(2024年10月)
ニトリサーキュラービジネスの推進
・商品の資源化
・パッケージの資源化
・廃棄物の削減、再利用
 排出前・・・分別して資源へ
 排出後・・・埋立せず再利用
持続可能な木材調達
・森林資源に関与しない材料調達
【2030年度目標】
・資源化を考慮した商品開発
・商品パッケージの環境負荷低減素材への切り替え
・廃棄物排出量50%以上の削減
・回収した商品の資源化率100%をめざす
 (カーテン回収実績;参加客数31万8,000人、
  回収重量 約1,170トン)
・産業廃棄物の再利用率95%以上をめざす。
  (2023年度実績 89,6%)
・環境、社会への配慮ができている木材調達100%を
 めざす。
YKK AP社会課題を解決し続ける商品
サービスの提供
       <2023年度実績・・・2024年度目標>
・高断熱窓化率   79%  ・・・   90%
  (戸建て住宅)
・樹脂窓化率    35%  ・・・   41%
  (戸建て住宅)
・サステナブル商品 40,3%  ・・・   43,1%
 (売上比率)
 

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