【法令遵守】カーテン等窓まわり商品の防炎ラベルの運用管理の徹底・強化に向けて
時節柄、尊い命が犠牲になる痛ましい火災事故が増えています。・・・当研究所は毎年12月20日を『窓まわり商品の防炎問題・防炎のあり方を考える日』と定め、法令遵守・防炎ラベルの運用管理の徹底・強化を推し進めています。消防法第8条の3おいては『防炎防火対象物に使用される防炎物品(カーテン、布製ブラインド等)は政令で定める基準以上の防炎性能を有するものではならない』と定められており、防炎ラベルの表示が義務づけられています。火災からの痛ましい事故を未然に防ぎ、安心・安全を最優先していくことの大切さを今一度再確認・徹底していくことが求められています。
『窓まわり商品の防炎問題・防炎のあり方を考える日』に当って・・・
当研究所では毎年12月のこの時期を『窓まわり商品の防炎問題・防炎のあり方を考える日』として、法令遵守の再徹底、防炎ラベルの運用管理の徹底・強化に向けた活動を推し進めており、消防法第8条の3の遵守、防炎ラベルの運用管理の徹底は室内装飾事業に携わるものとして、その責任は重たいものがあります。
■防炎ラベルの交付枚数の推移(2021年度~2025年度上期)

(公財)日本防炎協会「防炎ニュース・2025,10月号」 によると、カーテン等の防炎ラベルの発行枚数は2023年度は730万枚、2024年度は753万枚となっています。2025年度上期については297万枚、前年同期は343万枚と比べて大幅に減少しています。(下表参照)

■カーテン、布製ブラインドのこれまでの「防炎物品」指定の歴史・歩みから学ぶ・・・
昭和44年、磐梯熱海温泉火災(死者30名)の痛ましい火災事故を受け、消防法施行令が改正され、新たにカーテン、暗幕等が「防炎物品」として指定されています。布製ブラインドは昭和47年、「防炎物品」として追加され、実に指定から半世紀以上が経過し、今日に至っています。
カーテン、布製ブラインド等のこれまでの「防炎物品」指定の歴史・歩みから学ぶべきことは、今日の消防法第8条の3はこれまでの痛ましい火災事故を教訓として成り立っているといっても過言ではなく、法令遵守の徹底を図り、火災からの痛ましい人身事故を未然に防ぎ、より安心・安全な防炎対象物品・窓まわり商品を提供していくことの重要性と責任を痛感させられます。
■自社・自店の防炎管理体制の再徹底を; 防炎ラベルの運用管理体制の強化・徹底を!
業界においては、これまで時として、組織の箍(タガ)が緩み、忘れた頃に、法の精神にそぐわない、法に反する事案が発生しています。防炎カーテンのトレサビリティの運用等やらなければならないことの徹底や、防炎ラベルの品目間流用など、やってはならないことが発生することのないように、安全・安心な防炎物品をお客様に届けていくことの大切さを第一に、法令遵守の徹底、防炎ラベルの運用管理の徹底が求められるところです。
***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所より***
