【決算発表】SUMINOE(株)2025年5月期・第2四半期(中間期)決算と経営成績の概況等

2024年12月2日、商号変更・・・住江織物(株)から SUMINOE(株)へ商号変更。併せて(株)スミノエも (株)スミノエインテリアプロダクツに変更した。この商号変更を契機とし、本格的な海外展開に向けた活動を推進するとともに、非繊維関連を含む各事業の収益力および競争力向上をめざし、世界に向けた新たな価値創造に挑戦していくということである。

1、連結業績、セグメント業績(単位、百万円)

 売上高前年同期比営業利益前年同期比
連結業績50,6981,4%減74247,2%減
セグメント業績・インテリア事業17,6790,3%増7461,6%減
  〃    ・自動車内装事業31,1571,2%減1,70719,8%減

2、経営成績の概況等

1)連結業績は・・・

当グループに関連のあるインテリア業界において、国内の新設住宅着工戸数は前年同期比2,9%減、非住宅分野では着工床面積が同10,7%減となり、自動車業界においては、国内の日系自動車メーカーの生産台数は前年同期比7,6%減となり、海外においても減少した。

これらの結果、2025年5月期・第2四半期(中間期)の連結業績は売上高506億98百万円、前年同期比1,4%減、営業利益は742百万円、同47,2%減となった。

2)セグメント業績・インテリア事業は・・・

カーテンでは、医療・福祉・教育施設向け「コントラクトFace Vol.20.1」の売上は伸長したものの、一般家庭向けの販売が振るわず、売上高は前年同期比1,2%減となった。

家庭用カーペットでは、市場停滞が継続しており、売上高は同12,8%減となった。業務用カーペットでは水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」の環境への取り組みが国内で浸透し、海外においても販売が堅調で、売上高は同4,0%増となった。

壁装関連では、壁装見本帳の12月出荷分からの価格改定に伴う駆け込み需要により、販売が好調に推移し、売上高は同0,2%増となった。

スペースデザイン ビジネスでは、商業施設向け内装やタワーマンションへのオプション販売などの受注件数が増加し、売上高は同7,2%増となった。

これらの結果、インテリ事業における売上高は176億79百万円、前年同期比0,3%増、営業利益は74百万円、同61,6%減となった。

***[BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所」***