【決算発表】立川ブラインド工業(株)の2024年12月期・通期決算と経営成績の概等等
立川ブラインド工業(株)の2024年12月期・通期決算が発表されました。当連結会計年度における売上高は41,407百万円、前年同期比0,2%増、営業利益4,361百万円、前年同期比7,8%増となりました。
1,連結業績、セグメント業績(単位:百万円)
売上高 | 前年同期比 | 営業利益 | 前年同期比 | |
連結業績 | 41,407 | 100,2% | 4,361 | 107,8% |
セグメント業績・室内外装品事業 | 34,835 | 101,5% | 3,701 | 106,2% |
2,経営成績の概況等
1)連結業績・・・中期経営計画「タチカワビジョン2025~継続と進化~」の実現に向けて、「ものづくりとマーケティング」、「経営基盤の強化」、「サステナビリティへの取り組み」に注力し、時代のニーズに応じて進化させていくということである。
当期の室内外装品関連事業においては、多様化するニーズに応じた、より安心・安全で快適な住空間づくりをめざし、顧客満足度の高い製品の開発等に注力してきた。技術面では技術研究棟を建設し、2024年10月より稼働開始。環境に配慮した製品開発、技術力強化を推進していくと共に、新技術や新素材、新製法を活用した研究開発を加速し、更なる企業価値向上に繋げていく。
サステナビリティへの取り組みについては、課題解決に向け、アクションプランを実行に移し、目標達成に向けた取り組みを推進中ということである。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は41,407百万円、前年同期比0,2%増、営業利益は4,361百万円、前年同期比7,8%増となった。
2)セグメント業績・室内外装品関連事業・・・「安全・安心・快適・健康・環境」をキーワードに、多様化するニーズを的確に捉えた製品開発に努め、新たな需要喚起による市場開拓、新製品の早期市場浸透を進めてきた。
木製ブラインドでは国産木材を使用したスラット(羽根)や、環境に配慮した材料を使用したスラット等を追加し、リニューアルをした。リモコンやスイッチで簡単に操作できる電動製品「ホームタコス」を新たにラインナップし、充電式バッテリー仕様も拡充した。調光タテ型ブラインド「エアレ」を発売し、製品バリエーションの拡大とプロダクトミックス提案の強化を図った。
「タチカワブラインド新製品発表会」を開催し”広がる、彩り豊かな暮らし方”をテーマに、新たな価値観や多様化するニーズに対応する新製品の訴求に努めてきた。
これらの結果、室内外装品関連事業の売上高は34,835百万円、前年同期比1,5%増、営業利益はコスト低減活動等の収益改善に努めた結果、3,701百万円、前年同期比6,2%増となった。(決算内容の詳細については同社発表の決算短信等を参照下さい)
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