【国交省発表】4月の新設住宅着工は大幅に減少・・・先月3月の駆け込み需要の反動により、前年同月比26,6%の減少、床面積も同27,6%の減少。
国交省発表によると、2025年4月の新設住宅着工戸数は5万6,188戸、前年同月比26,6%減、3か月ぶりの減少となった。季節調整済年率換算値は62万6,000戸、前月比42,0%減となった。
4月1日からの改正建築物省エネ法の施行による、先月3月の駆け込み需要の反動を受け、4月は新築住宅着工戸数、床面積とも大幅な減少となりました。
利用関係別では、持家が前年同月比23,7%減、貸家 同27,9%減、分譲住宅 同29,7%減となり、特にマンションの落ち込みが大きく、前年同月比36,9%減,4か月ぶりの減少となった。
床面積は4,177千㎡、前年同月比27,6%減、3か月ぶりの減少となった。
(参考:3月の新設住宅着工戸数は法改正前の駆け込み需要により、前年同月比39,1%増、過去10年間で最多であった)
2025年4月1日から、全ての新築住宅および増改築部分には省エネ基準適合が義務化され、天井、壁だけでなく開口部にも断熱が必要となり、「断熱等級4」の適合が義務化されています。
窓の断熱化が進み、アルミ樹脂複合窓、樹脂窓、木製窓の普及拡大により、窓辺の装い・機能も大きく様変わりしていくものと考えられます。
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