【決算公告】(株)川島織物セルコンの2025年3月期決算が発表されました。
2025年7月1日(火)、(株)川島織物セルコンの2025年3月期の決算公告がありました。当会計年度における売上高は258億6,900万円、前年同期比103,2%%, 営業利益は2億2,300万円、前年同期比92,1%%となりました。
🔶連結業績(単位百万円)
売上高 | 前年同期比 | 営業利益 | 前年同期比 | |
連結業績 | 25,869 | 103,2% | 223 | 92,1% |
注;決算公告につき、セグメント業績および経営成績の概況等の発表はありません。
■川島織物セルコンの環境への取り組み
🔶リサイクルシステムの構築
・循環型リサイクルシステム・・・回収したタイルカーペットを再資源化し、リサイクルパッキングとして使用。
・広域認定によるケミカルリサイクル・・・不要になったカーテン、カーペットを回収・粉砕したのち、循環再生利用認定のケミカルリサイクル手法で,CO2を発生させずに炭化水素・ガス・炭素に再生。インテリア業界では2009年7月に川島織物が初めて広域認定を取得し確立した手法である。
・100%リサイクル糸の使用・・・漁網の廃棄により多くの生物が犠牲、海洋汚染が深刻な状況の中、廃棄漁網から生産された100%リサイクル糸を床材に使用。
■直近の動向…オルガテック東京2025に出展
「オルガテック東京2025」に出展・・・東京ビッグサイトで開催の、オフィスおよびファシリティの専門メッセであるオルガテック東京に出展。インテイリアファブリックスの用途開発、用途拡大への提案活動であり、カーテンの需要拡大に向けて、これから大いに期待される領域であると考えられます。
・FAB-ACE・・・ファブリックならではの上質感・意匠性・防炎吸音性に優れた壁装システムの提案
・パーテーションテキスタイル・・・オフィス空間を美しく、優雅に間仕切る縫製スタイル「パーテーションテキスタイル」、インテリアファブリックスによるフレキシブルで、機能性と装飾性を兼ね備えた提案。(写真は同社webカタログより引用・掲載)

■参考;オルガテック東京とは・・・オフィスビルやファシリティビルのプランニング、インテリア、設備、マネジメントのあらゆる分野をカバーする国際見本市。世界の業界主要企業が出展し、東京での開催は4回目である。2025年は6月3日~5日開催で、入場者数は45,000人、出展ブランド数は国内外から160社が出展した。
***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所***