【WT市場活性化対策②】…ローマンシェードの良さを見直し…ローマンシェードならではの新たな装飾・機能美の創造・提案へ
オーダーカーテン市場の年々の減少傾向に歯止めがかからず、カーテン産地の先染、後染、シアーカーテンはこの10年で大きく生産量の落ち込みをきたしており、カーテンファブリックスの需要喚起・拡大対策は喫緊の経営課題となっています。

■ローマンシェード市場の再構築・・・
ローマンシェードは2011年度には68,1億円を形成するまでに市場は拡大したものの、その後は年々減少し2023年度には40,5億円までに市場は縮小しています。
カーテンファブリックスの需要喚起・拡大に向けては、ローマンシェードの良さを改めて見直し、多様化するニーズに対応した新たな装飾・機能美の創造・提案による市場活性化対策が必要であり、急がれます。
(出所:写真はTUISS DECOR社のWEBカタログより引用・掲載)
■ローマンシェードならではの新たな装い方や機能美の創造・提案へ・・・
窓は脱アルミ化が進み、YKK AP(株)の発表では、2027年にはアルミサッシの生産を中止するとのことであり、窓辺は樹脂窓や木製窓など「高断熱窓」が普及・拡大し、スリット窓や上下開閉窓など特殊窓が増えています。
近年、「特殊窓が増えオーダーカーテンに合う窓が少なくなっている」と言われていますが、特殊窓にはローマンシェードが良く似合います。
ローマンシェード市場の活性化、需要拡大に向けては、これら特殊窓への対応力強化が不可欠であり、軽量&スリムな特殊窓専用メカの開発や極細テープやシェイパー等、特殊窓専用副資材の投入などなど・・・多様化するニーズへの品揃え強化、対応力強化を期待したいところです。
ロールスクリーンやヨコ型ブラインドなど他のメカモノにはない、カーテンファブリックス特有の美しさや優雅さを最大限に引き出す、ローマンシェードならではの新たな装い方や機能美の創造・提案による、需要喚起・拡大を図っていきたいものであり、2030年に向けて、先ずはピーク時の60億円市場の再現、達成をめざしていきたいものです。
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