【業界・企業探訪④】日本リサイクルカーペット協会、家具インテリア リサイクル&リニュー協議会におけるリサイクル活動状況
「日本リサイクルカーペット協会」「家具インテリアリサイクル&リニュー協議会」では資源循環型社会の実現に向けて業界一体となった取り組みが進められています。2025年版「ものづくり白書」では、サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行の重要性が説かれており、「資源の有効な利用の促進に関する法律」では、製品のライフサイクル全体を通じた資源循環の促進・強化が定められており、持続可能な社会の実現は業界及び企業に求められる時代の要請であるといえます。
1,カーペット業界、家具インテリア業界におけるリサイクル活動状況等・・・
サーキュラーエコノミー社会の実現に向けて、業界一体となっての取り組みが進められている「日本リサイクルカーペット協会」、「家具インテリアリサイクル&リニュー協議会」の活動について紹介させていただきます。
■日本リサイクルカーペット協会

日本リサイクルカーペット協会(会長近藤忠雄氏)は、タイルカーペットの水平循環リサイクルの普及促進を目的に2023年11月に発足。加盟企業は90社。
同協会によると、使用済みカーペットの大半は廃棄、埋立処分されており、タイルカーペットの水平循環リサイクルに向けて業界挙げての取り組みを推進中であり、リサイクル率は現状20%、将来的には50%をめざすということです。
■家具インテリアリサイクル&リニュー協議会

サーキュラーエコノミーを業界全体の協働連携によって実現させるために、2023年6月に「家具インテリアリサイクル&リニュー協議会(会長岡田賛三氏)を発足。加盟企業は44社。
同協議会によると、不要家具のリサイクルだけでなく『製品の企画研究開発~材料の調達~製造~流通~使用~修理~リユース~不要家具の回収・引き取り~適正な処理と再生』を基軸に、資源循環と森林生態系保全、温室効果ガスの削減に注力し、持続可能な社会に求められる家具インテリア業界をめざすということです。
2,「2025年版・ものづくり白書」;「資源有効促進法」において・・・
■2025年版・ものづくり白書において、『サーキュラーエコノミー(循環経済)の実現は、資源の再利用による製造過程でのCO2排出削減や廃棄物削減を通じてGXの推進に大きく貢献する』となっています。
■2025年2月に閣議決定された「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効促進法)」の改正案では、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を一層強化し、国内における再生材利用拡大や環境配慮設計の可視化・価値化等、製品のライフサイクル全体を通じた資源循環を促進していくことが定められています。
🔶ウインドートリートメント業界挙げての取り組みを・・・
カーテン、ブラインド、カーテンレール等使用済み窓まわり商品の大半は焼却、埋め立て処分されている現状から、再生材の利用拡大や製品のライフサイクル全体の環境負荷低減を考慮した製品設計の促進・強化は時代の要請であり、他業界に遅れることなく、WT業界挙げての資源循環型社会の実現に向けた取り組みが求められるところです。
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