【決算発表】ニトリの2026年3月期・第3四半期決算と経営成績の概況等
(株)ニトリホールディングスの2026年3月期・第3四半期決算が発表になりました。家具・インテリア業界においては消費者態度指数(注)の遅れや、耐久消費財に対する購買意欲の低下等の影響を受け、当第3四半期における連結業績は売上高688,503百万円、前年同期比2,5%減、営業利益は104,494百万円、前年同期比3,3%減となりました。
1、連結業績・セグメント業績(単位:百万円)
| 売上高 | 前年同期比 | 営業利益 | 前年同期比 | |
| 連結業績 | 688,503 | 2,5%減 | 104,494 | 3,3%減 |
| セグメント業績・ニトリ事業 | 613,146 | 1,5%減 | 96,403 | 4,8%減 |
| ・島忠事業 | 86,000 | 7,6%減 | 8,109 | 18,6%増 |
2、セグメント業績・ニトリ事業の経営成績の概況等
■出店状況・・・当第3四半期累計期間において、ニトリ30店舗、デコフォーム19店舗を出店。
■売上実績は・・・客単価は前年同期を上回ったものの、客数が前年同期を下回ったため減少した。客数の減少は新たな商品提案や付加価値の提供、価格競争力においてお客様の期待に十分に応えられなかったことが要因と考え、商品部の組織体制の変更、商品開発の質・量・スピードを一層高める体制の構築を図った。
■価格競争力・・・価格競争力の強化に向けた原価低減の取り組みとしては、仕様変更による商品の切り替えや原材料の見直し、新規サプライヤーの開拓及び既存サプライヤーとの取引条件の見直しを進めるとともに、原材料から自社で製造する体制の整備や最新設備の導入による生産効率の向上を推進した。
■物流施策としては・・・川上から川下までの物流機能の全体最適の実現を目的とした物流戦略プロジェクトを推進。デバニングロボット(荷下ろしロボット)の導入を開始し、作業の自動化による職場環境の抜本的な改善と精進化を目指してきた。DC拠点の最適配置と機能集約の整備が進んだことにより、物流経費率は当連結会計年度でピークアウトする見込みである。
■ホームファッション商品の販売状況・・・当第3四半期に売上貢献したホームファッション商品では、1位ボリュームラグ、2位温度調整掛け布団に次いで、「つっぱりカーテンレール(75~110cm 2,490円)」が第3位となった。

注:消費者態度指数とは・・・消費者の景気の動きに対する意識を示す指標。内閣府が今後半年以内の「暮らし向き・収入の増え方・雇用環境・耐久消費財の買い時判断・資産価値」について消費動向調査を実施し発表。内閣府が発表した2025年12月の消費者態度指数は37,2でした。指標が50以上であれば良好と判断されます。

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