【資源循環に向けて①】…サンゲツ&帝人フロンティアによる使用済みカーテンの「水平循環リサイクルシステム」

(株)サンゲツと帝人フロンティア(株)は使用済みポリエステルカーテンを新しいカーテンに再生する「水平循環リサイクルシステム」の運用を開始すると発表。これまで『カーテンから~カーテン』への水平循環リサイクルは困難とされてきたが、2026年春に発刊予定のカーテン見本帳「2026-2029AC」から収録予定とのことである。

■カーテンから~カーテンへ・・・循環型社会の実現に向けて

カーテン市場においては、不要になった使用済みカーテンや販売終了の余剰在庫のカーテンの大半はこれまで焼却処分とされており、循環型社会の実現に向けて大きな社会課題となっていたが、

近年、生活者の環境に対する意識の高まりや、カーテンにも環境規制が広がり、商品のライフサイクル全体を通じた環境負荷低減の対応が急がれる中で、サンゲツ、帝人フロンティア両社は焼却に頼らない『カーテンから~カーテン』への水平循環リサイクルシステムを確立したということである。

■使用済みカーテンの「水平循環リサイクルシステム」の確立

当該システムは(右図参照)、サンゲツブランドのポリエステル100%の使用済みカーテンや販売終了となった余剰在庫を⇒ケミカルリサイクルにより、ポリエステル原料へ再資源化し、この再生原料を原材料の一部に使用して⇒新たなカーテンとして商品化し販売⇒更に使用済み後は回収していくことで『カーテンから~カーテン」への水平循環リサイクルを可能とするシステムである。

(出所;サンゲツニュースリリースより引用・掲載)

サンゲツと帝人フロンティアは、不要になったカーテンから石油由来と同等の再生ポリエステル繊維を製造するサプライチェーンの構築により、資源を使い捨てるのではなく再び商品へと循環させることで、業界全体の環境負荷低減に貢献していくということであり、循環型社会の実現に貢献していくということである。・・・これを機として、カーテン等窓まわり商品全体が「水平循環型リサイクルシステム」の構築、実現に向けての取り組みを加速していくことを期待したいところです。

 

***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所***