YKK AP 、LIXIL 2026年3月期・決算発表…窓の深化と窓まわり商品~サッシメーカーの動向には絶えず注視を
YKK AP(株)、(株)LIXIL の2026年3月期の決算が発表になりました。室内装飾事業経営にとって関わりの大きいサッシ業界・サッシメーカーの動向や窓の深化には絶えず注視していく必要があります。両社の高断熱窓や内窓等の「建材製品事業」の経営成績の概況は次の通りとなっています。
ーーー住宅用高断熱窓や内窓等リフォーム商品が伸長、新築住宅向け売上は伸び悩むーーー
<画像はYKK APリフォーム用樹脂製内窓>

■YKK AP(株)の2026年3月期事業の経営成績の概況等
(単位;億円)
| 売上高 | 前年同期比 | 営業利益 | 前年同期比 | (売上高営業利益率) | |
| YKK AP | 5,576 | 0,7%減 | 120 | 33,5%減 | 2,2% |
注;売上高営業利益率は当研究所にて算出・記載、売上高利益率(%)=営業利益/売上高×100
YKKグループのAP事業(建材製品事業 Architectural Products)においては・・・建築物省エネ法改正による反動減は落ち着きを見せたものの、新設住宅着工戸数の減少傾向は続いている中で、住宅用高断熱窓や内窓等のリフォーム商品やビル改装分野の販売は伸長したものの、新築需要が伸び悩み、売上全体では前期を下回った。営業利益は原材料・資材価格の高騰や物流費や販管費の増加等の影響を、価格改定や製造コストダウンで吸収できず減収減益となったということである。
<出所;YKKグループ2026年3月期連結決算のポイント等より引用掲載。詳しくは同決算短信等をご参照ください>
■(株)LIXIL 2026年3月期・ハウジングテクノロジー事業の概況等
(単位;億円)
| 売上高 | 前年同期比 | 営業利益 | 前年同期比 | (売上高営業利益率) | |
| ハウジングテクノロジー事業 | 5,257 | 0,3%減 | 267 | 2,6%増 | 5,1% |
注;売上高利益率は当研究所にて算出、売上高営業利益率(%)=営業利益/売上高×100
住宅建材製品を展開するハウジングテクノロジー事業においては・・・低炭素社会の実現に向けた国策による補助金制度(先進的窓リノベ2025事業)を背景に、窓を中心とした高断熱商品のリフォーム向け売上高が堅調に推移したが、新設住宅着工戸数の低迷により、新築住宅向け売上が低調であった。事業利益については売上減少の影響等があったものの、価格改定とコストダウン効果により増益となったということである。
<出所;同社2026年3月期決算短信より引用作成。詳しくは同社発表の決算短信等をご参照ください>
近年の窓は樹脂窓や木製窓など「高断熱窓」が普及拡大し、窓のタイプは装飾窓(特殊窓)が増えています。窓の深化とともに窓辺は新たな装いや機能美が求められており、サッシ業界・サッシメーカーの動向には絶えず注視していく必要があります。
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