【最新情報】各研究機関発表 新設住宅着工戸数の短期予測(2024年度~2026年度)
2025年2月から~2025年3月にかけて、 各研究機関(シンクタンク)より、2024年度、2025年度、2026年度の新設住宅着工戸数の短期予測発表がありました。年々の減少傾向の流れは変わらず、低調な状況が続くとの見通しとなっています。
■各研究機関による新設住宅着工戸数の短期予測一覧(2024年度、2025年度、2026年度)
研究機関名 | 2024年度予測(%) | 2025年度予測(%) | 2026年度予測(%) |
三菱総合研究所 | 79,2(△1,0%) | 77,6(△2,0%) | 77,6( 0,0%) |
三井住友信託銀行 | 79,0(△1,2%) | 77,2(△2,3%) | 76,3(△1,2%) |
三菱UFJリサーチ&C | 79,2(△1,0%) | 78,8(△0,5%) | 78,6(△0,3%) |
東レ経営研究所 | 79,4(△0,7%) | 79,3(△0,1%) | 78,3(△1,3%) |
注:単位万戸、(%)は前年度比
■2023年度の新設住宅着工戸数の実績は80,0万戸、前年比7,1%減となっています。
■出 所・・・
*三菱総合研究所・日本経済の展望(2025年2月発表) *三井住友信託銀行・日本経済見通し(2025年3月発表) *三菱UFJリサーチ&コンサルタント・2024-2025短期経済見通し(2025年2月発表) *東レ経営研究所・2025,2026年度日本経済見通し(2025年2月発表)・・・より引用・作表。
■概況等・・・
各研究機関より、2025年2月から~3月にかけて発表された、最新の「新設住宅着工戸数」の短期予測によると、建築資材価格の高止まりや,人手不足を背景に,新設住宅着工戸数は戸建てを中心に低調な状況が続くとの見通しとなっています。
2024年度~2026年度短期予測では,これまでの80万戸時代から、79万戸から76万戸台へと新築住宅市場は落ち込み、新築市場の減少はカーテン等の窓まわり商品への影響が大きく,先行き不透明な厳しい経営環境が続くことになります。
***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所***