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【決算発表】サンゲツ(2025年3月期・中間期)、リリカラ(2024年12月期・第3四半期)決算が発表されました

(株)サンゲツの2025年3月期・中間期決算と経営成績の概況等

1)連結業績、セグメント業績

決算期売上高前年比(%)営業利益前年比(%)
連結業績2025年3月期93,878 103,67,37971,9
セグメント業績・国内インテリア  〃77,810101,98,00877,7

2)経営成績の概況等

当連結会計期間においては、壁紙、ファブリックの主要見本帳を発刊し販促に努めた。また、市場シェアの拡大を見込む機能性を有する「中型製品」の拡販を進めてきた。

国内インテリア事業においては、「スペースクリエーション企業」の実現に向けて、商品・デザイン・物流・施工機能を地域・顧客に応じて適切に組み合わせ提案する、ソリューション提供の拡大、展開を進めてきた。

スペースプランニング部門においては、空間総合提案を積極的に進めたほか、高い意匠性・機能性を持つカーテンを収録した見本帳「ストリングス」を発刊し、市場浸透、拡大を図ってきたということである。

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リリカラ(株)の2024年12月期・第3四半期決算と経営成績の概況等

1)連結業績、セグメント業績

 決算期  売上高  前年比(%)  営業利益 前年比(%) 
連結業績2024年12月期     25,349     103,7    △167 ー    
セグメント業績
  インテア事業    
  〃 17,742 90,7 △228

2)経営成績の概況等

中期経営計画「Beyond-120」を策定し、事業ポートフォリオの再構築、資本コストを意識した経営等、企業価値向上に取り組んできたが、原材料調達コストに加え、労務費、外注費、物流費、エネルギー費等のコストの高騰による、経営環境の急激な悪化により、収益改善に大幅な遅れが生じた。

インテリア事業においては、5月に戸建て、マンション、新築、リフォームなど、住まいの様々なニーズに対応するビニル壁紙見本帳や,下地の凹凸が目立ちにくいリフォームにおすすめの見本帳を発刊した他、壁装見本帳、カーテン見本帳「サーラ」を増刷発行し、拡販」に努めてきたが、原材料費、物流費等のコストが高騰するなど、厳しい環境で推移したということである。

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タチカワブラインド2024年12月期・第3四半期決算と経営成績の概況等

立川ブラインド工業(株)の2024年12月期・第3四半期決算が発表されました。当連結累計期間における売上高は29,975百万円(前年同期比0,6%増)、営業利益は2,940百万円(前年同期比6,8%増)となりました。

1,連結業績・セグメント業績(単位・百万円)

1,連結業績、セグメント業績(単位・百万円) 

  売上高    前年比(%) 営業利益前年比(%)
連結業績29,975100,62,940106,8
セグメント業績・室内外装品事業25,477102,02,663106,8

2,経営成績の概況等

生活様式や働き方が大きく変化する中、多様化するニーズに応じたより安心・安全で快適な生活空間づくりをめざし、顧客満足度の高い製品の開発に注力してきた。技術面においては、技術研究棟が竣工し、10月より本格稼働し、充実した研究施設や試験設備により、製品開発のスピードと質を向上させ、新技術や新素材、新製法を活用した研究を推進していくということである。

セグメント業績・室内外装品関連事業においては・・・環境に配慮した国産木材を使用したスラット(羽根)や、自然由来の塗料を使った桐製スラット、環境配慮型スラット等をリニューアルした。又調光ができるファブリックス製品の需要の高まりに対応するため、調光製品のバリーエーションを拡大させ、プロダクトミックス提案の強化を図ってきた。ハニカムスクリーンにおいては断熱性に優れた生地をリニューアルし、遮光や断熱性能に優れた、新たな生地を拡充した。

その他、「タチカワブラインド新製品発表会」を開催し、今年発売の新製品を始め、新たな価値感や多様化するニーズに対応する製品を訴求してきたということである。

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トーソーの2025年3月期・中間期決算と経営成績の概況等

トーソー(株)の2025年3月期・第2四半期(中間期)決算が発表になりました。当連結会計期間における売上高は10,533百万円(前年同期比2,2%増)、営業利益は2百万円の損失(前年同期は46百万円の利益)となりました。

1,決算概況:連結業績、セグメント業績(単位・百万円)

決算期  売上高   前年比(%)   営業利益   前年比(%)   
連結業績     2025年3月期        10,533   102,2△2
セグメント業績・
室内装飾関連事業               
  〃   10,291102,3△17

2,経営成績の概況等

「Vision2025」第3フェーズの初年度として、主力の住宅分野の深耕と合わせて成長戦略を推進してきた。宿泊・医療施設を中心とした非住宅分野の獲得推進、用途開発による既存製品の販売領域の拡大、高級ホテル獲得等の海外販売の強化、新規ビジネス領域への営業活動を展開してきたということである。

セグメント業績・室内装飾関連事業においては、ロールスクリーンとバーチカルブラインドの新製品を発売した。5月から新製品展示会を開催した他、ホームセンター最大の総合展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2024」に出展氏、製品の拡販に努めた。

売上高は主力の住宅向けカーテンレールの販売増や、ハンギングバーなど住宅の窓以外への売上拡大や価格改定等が寄与したことにより、売上高は10,291百万円(前年同期比2,3%増)となった。セグメント利益については、原材料価格の高止まりや営業活動費用の増加等が影響し、セグメント損益は17百万円の損失(前年同期は20百万円の利益)となったということである。

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