🔶【年度始めに当たって】2026年度は…消費者の価値観・行動変容等 多様化するニーズへの商品力・対応力が問われる年へ
2026年度は、昨年4月1日より断熱等級4の省エネ基準適合が義務化され、新築の窓には樹脂窓、木製窓等「高断熱窓」が普及・拡大していく年となりそうです。窓のタイプは引違窓から特殊窓が多くなり、住環境は大きく様変わりしていく中にあって・・・オーダーカーテンをはじめとする窓まわり商品市場は、消費者の価値観・行動変容等と相俟って、多様化するニーズへの商品力・対応力が問われる年となりそうです。


<画像は京都・円山公園の桜>
1,2026年度、カーテン市場に期待したいのは・・・
***『オーダーカーテン市場が往年の元気を取り戻すことである』***
■オーダーカーテン市場は年々の減少傾向に歯止めがかからず、近年は消費者のオーダーカーテンに対する価値認識の変化・低下が問われており、オーダーカーテン市場の活性化、需要拡大は喫緊の経営課題となっています。
■(一般社団法人)日本サッシ協会によると、近年の窓のタイプ別構成比は引違窓が33%、特殊窓が66%となっており、これら特殊窓はこれまでのような用尺を取った3つヒダの重厚なドレープカーテンでは不似合いで、消費者の価値観や行動変容等と相俟って、窓辺はよりシンプルに、よりスマートな装いや機能美が求められ、好まれる傾向にあります。ロールスクリーン等メカモノが特殊窓に多く取付・使用され消費者に好まれているのは、よりシンプルで、スマートで、機能的で・・・等々の要素を備えていることがあげられます。
■オーダーカーテン市場の活性化・需要拡大には、近年の窓の66%を占める特殊窓攻略が不可欠であり、特殊窓を美しく、よりシンプルに、スマートに、機能的に装うためには、カーテンメーカー&カーテンレールメーカーとのコラボによる、特殊窓専用レールの開発や部品・用品類の研究開発が重要になってきます。ロールスクリーン等メカモノにはない、オーダーカーテンならではの新たな価値の創造による、窓辺の新たな装い方や機能美の提案・対応力の強化を期待したいところです。
オーダーカーテン市場が年々の減少傾向の流れを断ち切り、往年の元気を取り戻すには・・・専業筋をはじめとするカーテン業界挙げて、消費者のオーダーカーテンに対する新たな価値認識の創造、向上に向けた、これまで以上の取り組みを当研究所は期待しています。
2,2026年度、ロールスクリーン等メカモノ市場に期待したいのは・・・
***『多様化するニーズへの更なる商品力、対応力強化である』***
■ロールスクリーン、バーチカルブラインドは堅調に市場拡大を図っているものの、近年はその勢いに陰りが見え、消費者の価値観や行動変容等多様化するニーズへの商品力、対応力がこれまで以上に求められる年となりそうです。
■2030年のSDGs開発目標達成まで残り5年、持続可能な社会の実現に向けたサステナブル商品の拡充や、スマートインテリア時代にふさわしい利便性・快適性・安全性を備えた電動商品・システム等の拡大強化が期待されるところです。
■販売&取付・施工面においては、近年、メカモノは専門的かつ高度技術化されており、電動仕様等メカ機構やスクリーン仕様に関する専門的実践知識の習得とスキルアップが必要とされ、顧客の要望に寄り添った的確な助言と安全・安心な商品・サービスの提供がこれまで以上に求められる年となりそうです。
🔶中東情勢の緊迫化による建築資材の高騰、調達の不安定化による住宅建設への影響等
中東情勢の緊迫化、長期化により、住宅業界は建築資材の高騰、調達の不安定要因が高まっています。
「ナフサ危機」が言われており、建材メーカー各社は「ポリスチレン住宅用断熱材」の製品価格を5月出荷分から40%値上げするとしており、資材価格の高騰や材料調達の不安定要因が、2026年度の新設住宅着工戸数にどう影響してくるか・・・室内装飾事業は先行き不透明な状況が続き、新築住宅建設の動向には絶えず注視していく必要があります。
当研究所は・・・業界の発展、WT商品市場の拡大、産地の活性化等を願い、技術経営支援活動を推し進めてきておりますが、これら活動の一環として、「ホームページ・BLOGインテリア余話」において、時々の経営情報や業界動向、社会課題解決に向けての提言等をタイムリーにお届けしておりますが、2026年度も引き続きお引き立ての程よろしくお願いいたします。
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***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所***
