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【決算発表】(株)サンゲツ2025年3月期決算(通期)と経営成績の概況等

株)サンゲツの2025年3月期決算が発表になりました。当連結会計年度の業績は、売上高200,378百万円、前年同期比5,5%増、営業利益18,174百万円、同4,9%減となりました。

1、連結業績、セグメント業績(単位百万円)

   売上高 前期比 営業利益前期比
連結業績200.3785,5%増18,1744,9%減
セグメント業績・国内インテリア163,9863,0%増18,9402,8%減

2、決算成績の概況等

■連結業績…当連結会計年度においては、壁紙、床材、ファブリックの主要見本帳の発刊および市場浸透に努めるとともに、調達コスト、物流費等の上昇を踏まえた商品取引価格の改定を実施した。2024年3月に開設した新たな価値創造拠点「PARCs Sangetsu Group Creative Hub」を起点に、次世代事業の可能性の一つとして、スタートアップ企業とのオープンイノベーションを開始した。

これらの結果、当連結会計年度の業績は売上高200,378百万円、前年同期比5,5%増、利益面では仕入れコストの継続的な上昇、IT・物流等事業インフラ強化にともなうコスト増により、営業利益18,174百万円、同4,9%減となった。

■セグメント業績・国内インテリア・・・当社グループの持つ商品・デザイン・物流・施工機能を市場や地域、顧客のニーズに応じ組み合わせて提供するソリューション提案活動が奏功し、各商品の販売が拡大した。調達コスト、物流費等の上昇を踏まえて、2024年12月に実施した価格改定は着実に浸透が進んだ。

これらの結果、国内インテリアセグメントの売上高は163,986百万円、前年同期比3,0%増、営業利益は18,940百万円,同2,8%減となった。

ユニット別売上高は・・・壁装78,644百万円 前年同期比1,8%増、床材57,377百万円、同1,8%増、ファブリック9,609百万円、同1,1%増、デザインフィー・施工は18,354百万円、同4,3%増となったということである。

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【決算発表】トーソー(株)2025年3月期決算(通期)と経営成績の概況等

トーソー(株)の2025年3月期決算(通期)が発表になりました。当連結会計年度における売上高は22,789百万円、前期比5,5%増、営業利益746百万円、前期比54,5%増となりました。

1,決算概況:連結業績、セグメント業績(単位百万円)

売上高前期比営業利益前期比
連結業績22,7895,5%増74654,5%増
セグメント業績・室内装飾関連事業22,3085,5%増71560,2%増

、経営成績の概況等

■連結業績・・・「Vision2025」第3フェーズ(2024~2026年度)の初年度として、主力の住宅分野の深耕と合わせて、非住宅分野や海外販売、新規分野への営業活動を展開し、成長戦略を推進してきた結果、売上高は22,789百万円、前期比5,5%増、営業利益は746百万円、前期比54,5%増となった。

■セグメント業績・室内装飾関連事業・・・室内装飾関連事業においては、コアバリューである「WITH」をコンセプトに、壁紙やカーテンと合わせやすいロールスクリーン、バーチカルブラインドの生地の拡充を行った。外からの視線を遮るレース付きバーチカルブラインド「デュアルツイン」や収納専用ハンギングバー「H-3」等の新製品を発売し、新製品展示会「トーソーフェス」を全国19都市で開催した。

これらの結果、住宅分野の販売が前年を上回ったことに加え、非住宅分野での物件獲得や東南アジア地域を中心とした海外販売が好調に推進したことにより、室内装飾関連事業の売上高は22,308百万円、前期比5,5%増、営業利益は価格改定の影響等で715百万円、前期比60,2%となったということである。

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【新刊案内】『窓まわり商品市場が抱える今日的課題とこれからの10年』を発行   

この度発行の、新刊「窓まわり商品市場が抱える今日的課題とこれからの10年」は、カーテン等WT商品市場が抱える今日的課題を明確にするとともに、これからの10年に向けての新たな市場活性化・需要拡大策をまとめた提言書となっております。                    

■新刊『窓まわり商品市場が抱える今日的課題とこれからの10年』を発行

カーテン市場の落ち込みは何処に問題があるのか等々、窓まわり商品市場が抱える今日的課題を明確にするとともに、これからの10年に向けての新たな市場活性化・需要拡大策等をまとめた提言書となっています。また、これまでの『窓とカーテンの歴史に学ぶ』と題して、市場活性化、需要拡大に大きく貢献した成功事例を取り上げています。

■本書は次の様な構成となっております。

 ■第1章:窓まわり商品市場が抱える今日的課題と市場活性化・需要拡大に向けて
   1)カーテン市場の大幅な減少傾向に歯止めがかからず
     ・カーテン市場減少の本質の原因は何処にあるのか・・・
     ・新たな機能・装飾性を備えたカーテン&カーテンレールの市場投入
     ・カーテン市場の活性化政策と新製品・研究開発テーマ一覧
   2)ロールスクリーン等メカモノ商品のこれからの10年
     ・メカモノ商品のこれからの10年・・・
     ・これからのメカモノに求められる商品政策と販売政策課題について
   3)窓の深化と窓回り商品市場のこれから・・・
     ・2030年に向けて、樹脂窓・木製窓等「高断熱窓」の普及・拡大へ
     ・窓まわり商品に求められるサステナブル商品の拡大・強化
   4)新築住宅依存の経営から・・・既存住宅市場攻略へ
     ・住宅着工戸数は70万戸~60万戸時代へ,窓まわり商品市場への影響等
     ・新築需要依存から~リフォーム・リノベーション住宅市場攻略へ
   5)生産調達拠点の再構築と収益基盤の安定・強化に向けて
     ・円、ドル為替レートの推移(2014年~2024年)
     ・中国、東南アジアにおける人件費高騰の推移
     ・収益基盤の再構築・・・国産回帰・国内回帰問題を考える
   6)生地見本中心の見本帳ビジネスのあり方を考える
     ・ユーザー向け提案力・情報発信力が問われる時代へ
     ・見本帳ビジネスから~見せる・魅せるカタログビジネスへ
   7)産業廃棄物の削減と回収・分別・リサイクルシステムの構築
     ・主要各社の使用済みカーテン、メカモノのリサイクルの現況   
     ・WT業界&メーカー一体となった循環型社会の実現に向けた取り組み強化へ
   8)防炎管理体制の強化・防炎のあり方を考える
     ・カーテン等防炎物品指定の歩み・歴史から学ぶべきこと
     ・防炎ラベルの運用管理の徹底「やらなければならないこと・やってはならないこと」
     ・木製ブラインドの「防炎製品」から「防炎物品」指定に向けて
 ■第2章:「窓とカーテン」の歴史に学ぶ・・・
   1)カーテンレールが時代の節目々でEpoch-Makingの役割を担う
   2)ポリエステル芯地の開発・市場投入によるカーテンの外観品位・品質の抜本的改良
   3)今日のロールスクリーン市場形成の原点は新技術開発導入にあり
   4)ローマンシェードの市場創造・需要開拓活動の歴史に学ぶ
   

【申し込み方法等】

・A4版カラー、価格 1,650円(税込み)

・申し込みは当研究所ホームページの「お問い合わせ・新刊申し込み」欄より、

「送り先住所・氏名・連絡先・注文数量」を明記の上、お申し込みください。

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【決算発表】タチカワブラインド、リリカラの2025年12月期・第1四半期決算が発表になりました。

タチカワブラインド2025年12月期・第1四半期決算と経営成績の概況

1、連結業績、セグメント業績(単位:百万円

 売上高   前年比(%)営業利益 前年比(%)
連結業績10,5132,3%増1,3353,3%減
セグメント業績・室内外装品事業9,2092,0%増1,22710,2%減

 

2、経営成績の概況等

1)連結業績・・・2023年12月期~2025年12月期までの中期経営計画「タチカワビジョン2025~継続と進化~」に基づき、「ものづくりとマーケティング」 「経営基盤の強化」 「サステナビリティへの取り組み」の各種施策を推進してきた。 

技術研究棟の設備活用等による、開発の質とスピードをさらに向上させ、ウエルビーィングや環境に配慮した製品を順次市場導入していく。サステナビリティへの取り組みとしては、基本方針を踏まえ特定したマテリアリティに対し、目標達成に向けた取り組みを推進しているということである。

これらの結果、当連結累計期間における売上高は10,513百万円、前年同期比2,3%増、営業利益は1,335百万円、前年同期比3,3%減となった。

2、セグメント業績・室内外装品関連事業・・・「安心・安全・快適・健康」をキーワードに、多様化するニーズを的確に捉えた製品開発に努めるとともに、新たな需要喚起による市場開拓、新製品の早期市場浸透を進めてきた。

これらの結果、当期における室内外装品関連事業の売上高は9,209百万円、前年同期比2,0%増、営業利益は1,227百万円、前年同期比10,2%減となったということである。

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リリカラ 2025年12月期・第1四半期決算と経営成績の概況等

1、連結業績、セグメント業績(単位百万円)

売上高   前年比(%)営業利益 前年比(%)
連結業績7,8496,9%減8172,6%減
セグメント業績・インテリア事業6,1912,5%増12516,3%増

2、経営成績の概況等

中期経営計画「Beyond-120」の2年目として、事業ポートフォリオの再構築、資本コストを意識した経営,人財への積極的な投資を推進してきた.インテリア事業においては3月に床材見本帳「クッションフロア」を発行。壁装材見本帳「V-ウオール」、「ウイル」等を増刷発行し拡販に努めてきた。

スペースソリューション事業においては、新しい働き方に対応したオフィス空間構築を検討する顧客企業に対し、顧客ニーズに寄り添った提案活動に注力してきたが、売上高は前年同期比130,8%減の1,651百万円、セグメント損失36百万円となったということである。

 

***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発所***