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【決算発表】立川ブラインド工業;トーソーの四半期決算と経営成績の概況等

立川ブラインド2025年12月期・第3四半期決算と経営成績の概況等

🔶立川ブラインド工業(株)の2025年12月期・第3四半期決算が発表になりました。 

1、連結業績・セグメント業績(単位;百万円) 

売上高 前年同期比(%)営業利益 前年同期比(%)
連結業績31,0813,7%増3,1607,8%増
セグメント業績・室内外装品事業26,6104,4%増2,7764,2%増

2,経営成績の概況等

セグメント業績・室内外装品関連事業では・・・「安心・安全・快適・健康・環境」を軸に、主力製品のロールスクリーン「ラルクシールド」、タテ型ブラインド「ラインドレープ」の生地柄を質感・配色・機能性を充実させたラインナップへ大幅にリニューアルし、ニーズの多い遮光生地・遮熱生地も豊富に取り揃え、高い評価を得ており、電動製品「ホームタコス」にも注力し、充電式のバッテリー搭載の「バッテリー仕様」の対象製品を拡大し、更にスマートフォンの専用アプリによって開閉操作が可能な「スマホ操作」を追加するなど、電動製品の更なる利便性向上に努めてきた。その他、「タチカワブラインド新製品発表会」を開催し、❝タチカワブラインドで満たされる心と暮らし❞をテーマに、新製品の訴求に努めた。

これらの結果、室内外装品関連事業の売上高は26,610百万円、前年同期比4,4%増、営業利益については材料費の高騰や販促費の増加を、売上製品の価格改定やコスト低減活動等の収益改善を図った結果、2,776百万円、前年同期比4,2%増となった。

(出所;同社決算短信、決算補足説明資料より引用・作成))

トーソー 2026年3月期・第2四半期(中間期)決算と経営成績の概況

🔶トーソー(株)の2026年3月期・第2四半期決算が発表になりました。

1、連結業績・セグメント業績(単位;百万円))

  売上高   前年同期比(%)営業利益  前年同期比(%)
連結業績11,1445,8%増280(2損失)
セグメント業績・室内装飾事業10,8905,8%増262(17損失)

2、経営成績の概況等

「VISION2025」の2年目として、3つの重点施策(新しい企業価値創造、成長戦略の推進、強固な経営基盤の再整備)を推進。具体的には主力の住宅分野での深耕と合わせて、宿泊、医療施設を中心とした非住宅分野の獲得推進、用途開発による既存製品の販売領域の拡大、高級ホテル獲得等の海外販売の強化、新規ビジネス領域への営業活動の展開に努めた。

セグメント業績 室内装飾関連事業では・・・7月に間仕切り専用「フロウ」をはじめとしたカーテンレールの新製品や、着脱式の室内物干し「ランドリーバーJB-1」を発売。新製品展示会の開催に加え、8月には「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2025」、9月に「賃貸住宅フェア2025」に出展し新製品の拡販に努めた。

売上高は住宅分野では昨年発売したバーチカルブラインドの新製品の販売増、非住宅分野では宿泊施設の獲得が寄与し、室内装飾関連事業の売上高は10,890百万円、前年同期比5,8%増、セグメント損益は売上高の増加および昨年度より段階的に実施してきた価格改定により、262百万円(前年同期は17百万円の損失)となった。

(出所・同社決算短信より引用・作成。決算補足説明資料の発表は無し)

🔶(株)サンゲツ、東リ(株)の2026年3月期・第2四半期決算発表も合わせてご参照ください(当ブログ上)

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