月: 2024年4月

ニトリの『オーダーカーテンスピード納品』注文から 最短 中2日で納品・・・顧客ニーズに寄り添った商品・サービスの提供 

オーダーカーテンスピード納品・・・ニトリでは通常オーダーカーテンは10日前後でのお届けとなるところ、「もっと早く届けてほしい」という、急ぎの顧客のニーズに応え、注文から最短中2日で納品。 関東、中部地区の120店舗で実施中(他地域へのお届けは最短で中3日)、価格はプラス2,200円で対応、対象カーテンは13種類で、スピード納品は1,5倍ヒダ、2倍ヒダ仕様のみ対応可能。

1,カーテン産地と直結した顧客重視・地域密着型の商品・サービスの強化へ・・・ 

1)株式会社 維研の子会社・・・ニトリグループのカーテンメーカーで、オーダーカーテンの縫製加工も手がけるホームデコ株式会社(本社・埼玉須賀市)が、昨年9月に、カーテン産地である愛知県江南市の「株式会社 維研」を子会社化しましたが、

年間約95万mの生産量を有し、オーダーカーテンの製造卸では長年の実績のある(株)維研をニトリグループに取り込んだことで、オーダーカーテンの企画・製造・販売までの一気通貫型の体制が更に強化されることになりました。

2)顧客直結型のものづくりと販売担当のプロ化・専門化・・・ニトリグループにおいては店頭で得られた顧客情報や受注したカーテン等の商品情報(部屋のタイプ、窓の形状、サイズ・色柄・スタイル・・・などなど)が、商品企画・デザイン・設計部門やカーテン産地へ迅速かつ確実に届けられ、ものづくりに反映される仕組みづくり・システムが構築されており、近年はオーダーカーテン等窓回り商品の人材教育にも注力し、販売担当のプロ化・専門化が進んでおります。

去る3月29日(金)、ニトリグループは1,000店舗を達成しました。全国店舗展開による、製造物流小売業の強みをいかした、お客の要望・不満・不平をすぐ形にしていく、顧客重視・地域密着型のオーダーカーテン等の受注・生産・サービスの提供は、2030年に向けてますます強化されていくものと考えられます。

2030年に向けて、室内装飾事業を取り巻く経営環境はますます厳しくなることが予測される中で、これら製造物流小売業の事業戦略をベンチマークとして、自社・自店の強みや差別化、高度専門化をどのように図り、顧客の皆様への提案力、情報発信力の強化へ繋げていくかが問われる時代といえそうです。

2,全店舗で展開中の「カーテン回収キャンペーン」の回収状況は・・・ 

2022年度から~2023年11月末までに、ニトリグループの国内店舗に持ち込まれた、不要になったカーテンが「重量累計で約930トン、持ち込んだお客様は26万2千人」に達したとのことであり、2023年度末までには大台の1,000トンに達するのではと見込まれます。

他社のカーテンや販売元にこだわらず、持ち込まれた不要になったカーテンは製品や生地素材としてリユースされたり、自動車の内装断熱材・フエルトへリサイクルされております。

インテリア業界においても、2030年に向けて、産業廃棄物の再資源化や有効活用等、カーテン、スクリーン類の回収~リサイクルシステムの構築が急がれるところです。

***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所*** 

先に公開の『調光カーテンレールシステム』の開発・上市に関する提案には 多くの関心が寄せられました   

先の4月1日付で公開しました、BLOG・インテリア余話・『新年度にあたって・・・調光カーテンレールシステムの開発・上市による、カーテン市場の新たな需要喚起・拡大へ』の提案記事に対して、多くの皆様が関心と期待をお寄せくださり、「窓とカーテン」の歴史の中で、カーテンレールが節目節目で重要な役割を担ってきたことを初めて知ったなどなど・・・カーテン市場の新たな需要喚起・拡大に向けた、カーテンレールへの期待の大きさを伺い知ることができました。

1,カーテンレールメーカーにおいては・・・これまでの「窓とカーテン」の歴史にはない、新たな機能を兼ね備えた「調光カーテン・調光カーテンレールシステム」の開発・上市を是非とも成し遂げていただきたいと願っております。

2,調光カーテンレール」のシステム設計上において・・・研究開発の対象に加えていただきたい要件の一つに専用副資材の開発があげられます。「窓とカーテン」の歴史の中で副資材は重要な役割を担ってきております。

例えば副資材が重要な役割を担っている事例としては・・・

1)現行のポリエステル芯地は、今では当たり前のように使われていますが、ポリエステル芯地の誕生までには「カーテンを美しく装うためには、プリーツを美しく演出するためには・・・」などなど、副資材の研究開発(素材開発や糸使い、加工方法・加工条件等々)のトライ&エラーの積み重ねが今日のポリエステル芯地の誕生となったといえます。

2)又、現行市場では「ウエーブスタイル」が好評ですが、かっては世界トップ(当時)のレールメーカーであるK社製ドレイパリーシステムレールに使用される「スナップ芯地テープ」は、ウエーブスタイルが簡単かつ美しく表現できる、よく考えられた芯地テープでしたが、レールの機構部を主役とすると、カーテンの副資材は影の主役といえます。

3,このように、カーテンのスタイル開発や機能開発において・・・副資材は重要な役割を担ってきており、今回の「調光カーテン・調光カーテンレール」のシステム設計においても「専用芯地テープ」等の副資材の開発が重要なポイントになるのではないかと考えられ、調光カーテンの誕生に向けてはレールメカ機構部の研究開発とあわせて、専用芯地テープ等の副資材の研究開発にも力を注いでいく必要があると考えられます。

<2024年4月1日公開の「新年度にあたって・・・調光カーテンレールシステムの開発・上市による カーテン市場の新たな需要喚起・拡大へ」もあわせてご参照ください>

***「BLOG・インテリア余話」インテリア技術開発研究所***